日伸銅が１５年３月期通期見通しを下方修正、最終損益は５億７０００万円の赤字に

　日本伸銅<5753.T>は１６日取引終了後、１５年３月期通期の連結業績予想の修正を発表した。売上高は従来予想の１７０億円から１５８億円（前期比１９．１％増）、営業損益は３億円の黒字から３０００万円の赤字（前期実績は２億９６００万円の赤字）、最終損益は２億２０００万円の黒字から５億７０００万円の赤字（同３億３２００万円の赤字）に下方修正した。主力商品の黄銅棒の販売量が当初計画を下回ったほか、同社所有の遊休地を譲渡することに伴い減損損失を計上することも影響する。また、これまで未定としていた配当予想も中間期、期末ともに見送る（年間で無配とする）方針を示している。




出所：株経通信（株式会社みんかぶ）