蛇の目が大幅高で新値街道、７年７カ月ぶりの高値水準に到達

　蛇の目ミシン工業<6445.T>が大幅高で４日続伸、新値街道をひた走る展開。全般は主力大型株に物色資金のシフトがみられるなか、同社株は低位材料株として異彩の人気が続いている。家庭用高級ミシンが北米や東南アジアで好調に売り上げを伸ばしている。また、産業機器部門も企業の設備投資需要回復を受けて好調だ。特に、同社が手掛けるサーボプレスや卓上ロボット、スカラロボットなどは世界的に普及加速するスマートフォンやタブレット向けをはじめ高水準の需要を確保、今３月期最終利益が前期比２３．３％増の１８億円見通しという高業績変化率を支えている。株式需給面でも信用取組は売り残、買い残ともに厚みを増す中、がっぷり四つで需給相場の色彩が濃く、時価は０７年２月以来７年７か月ぶりの高値水準に到達している。

蛇の目の株価は１０時４１分現在１９１円（△１１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）