オルトＰの連結業績は一転赤字へ、既存タイトルなど想定に達せず

　オルトプラス<3672.T>は１９日、１４年９月期の連結業績予想を赤字に修正した。ソーシャルゲームを主力とする同社の今期売上高は３９億２８００万円から２７億４８００万円（前期単独実績は２５億９４００万円）に見直したほか、営業損益は９億６３００万円の黒字から４７００万円の赤字（同７億３７００万円の黒字）、最終損益は５億８８００万円の黒字から１億６６００万円の赤字（同４億５０００万円の黒字）に下方修正した。
　予定していた新規イベントやリニューアルの遅れにより既存タイトルの売り上げが想定を下回ったほか、７月リリースの「アイドルマスターＳｉｄｅＭ」の売上高も見込みに届かなかった。また、ネイティブアプリ開発費用が前倒しで計上されたことも業績悪化要因となった。
　さらに同社が出資している韓国ＡＺＡ　ＧＡＭＥＳ社のモバイル事業が低迷しており、特別損失として５３００万円の投資有価証券評価損も計上している。
なお、今期は無配（前期配当は２７円５０銭）とすることも明らかにした。



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）