【買い】中外製薬(4519)株価は急騰前の水準へ

投稿:2014/08/25 18:05

25日はロシュによる株式取得見送りで急落

【業務内容・展開】同社はロシュ傘下の医薬品大手です。抗がん剤が主力で腎・骨領域、抗体技術にも強みがあります。リウマチ抗体薬がロシュ向け軸に数量、ロイヤルティともに計画を超過傾向です。

7月24日に発表された決算では14年12月期第2四半期累計(1-6月)が経常的な業績を示すコア営業利益が前年同期比13%増の437億円と発表。通期予想(710億円)に対し61%の進捗になっています。タミフルを除いた新製品や主力品が国内で順調に伸びているようです。

【スタンス】株価は急騰前の水準へ
同社は先月の決算発表後に3,000円台を回復し3,300円~3,400円の推移が続いていましたがロシュによる完全子会社化の報道で一時ストップたかしました。その後は3,000円台後半でのもみ合いが続きましたがロシュによる株式取得見送りの報道で株価は急騰前の水準へ急落しています。もともとの成長性で株価が伸びていた面がありますので明日は買いスタンスです。
柳橋義昭
エンジュク株式会社 事業部長
配信元: 達人の予想

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