一休が反発、自社株買い発表を好感、第1四半期営業2ケタ減益は織り込み済み

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/31 09:41
 一休<2450.T>が反発。30日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好感した買いが入っている。50万株(発行済み株式数の1.68%)、7億円を上限としており、取得期間は8月1日から9月22日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行と株主還元のためとしている。
 同時に発表した第1四半期(4~6月)単独決算は、売上高13億6500万円(前年同期比13.7%増)、営業利益は3億4500万円(同11.4%減)、純利益は2億3100万円(同7.5%減)と営業利益が2ケタ減益となったが織り込み済みとの見方が強い。「一休.com」「一休.comビジネス」の宿泊予約が好調に推移したことで売上高は大幅増数となったが、一休プレミアムサービス開始に伴うポイント費用増などの影響で減益を余儀なくされた。
 なお、15年通期業績は売上高61億2100万円(前期比10.7%増)、営業利益20億4500万円(同2.1%増)、純利益13億円(同6.5%増)の従来予想を据え置いている。

一休の株価は9時41分現在1360円(△9円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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