三住建設が動き出す、五輪関連の隠れた本命との見方も

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/28 12:46
 三井住友建設<1821.T>が商いを伴い中段を上放れる気配だ。13週・26週移動平均線のゴールデンクロス示現が目前、建設株全般に買いの矛先が向かう中で、かつての中軸銘柄に再び上値思惑が広がっている。
 マンション施工においては超高層中心に業界トップクラス。また、PC橋梁でも優位性を発揮し、施工技術の高さで100年以上の耐久性を持つ橋の実用化にメドをつけている。東京五輪を控えた首都圏インフラ再整備では本社を置く佃島を中心に豊富な受注実績を持ち、「官公庁に強く建設業界では五輪関連の隠れた本命」(中堅証券)という見方も強い。
 期初の受注残高は単体ベースで前期比6%超と高水準、今15年3月期最終利益は前期比33%減の28億円予想と低調だが、これは前期の特別利益計上の反動で、本業の儲けを示す営業利益段階では、前期比2.0%増の81億円と高水準をキープする見通しだ。

三住建設の株価は12時41分現在120円(△2円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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