山陽百貨、8月中間期業績予想を上方修正も関心薄

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/11 11:39
 山陽百貨店<8257.T>は前場では値つかず。10日の取引終了後、第2四半期累計(3~8月)の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の93億6000万円から95億5900万円(前年同期比1.2%減)へ、営業利益を同1600万円から7300万円(同10.6%増)へ、純利益を同3000万円から5300万円(同10.0%減)へぞれぞれ上方修正したが、市場の関心は薄い。増税前の駆け込み需要が想定を上回った一方で、反動減が想定内であったことや、広告宣伝費をはじめとする経費が予想を下回るとみられることが要因としている。なお、15年2月期通期業績予想は、売上高195億3000万円(前期比1.9%減)、営業利益1億6900万円(同39.0%減)、純利益1億7500万円(同30.6%減)の従来予想を据え置いている。
 なお、同時に発表した第1四半期(3~5月)連結決算は、売上高50億2300万円(前年同期比0.6%増)、営業利益1億800万円(同60.0%増)、純利益7400万円(同46.9%増)となった。増税前の高額品購入の駆け込み需要取り込みに成功し、大幅増益を達成した。

山陽百貨店の株価は11時30分現在1442円(△▼0円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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