<マーケットアイ> 低位株に物色の矛先、材料株相場第2ステージ(2/3)
ここ株価100~200円の水準に位置する銘柄に高パフォーマンスを上げる銘柄が増えている。100円台の銘柄は、経営リスクなどの不安からは解放されているが、全体指数の上昇を伴う優良株相場や、新興市場のモメンタム株全盛の地合いでは蚊帳の外に置かれやすい弱みがある。
反対に全体指数の調整もしくはもみ合い局面では機関投資家のポジション整理の売り圧力を回避しやすく、相対的に上値余地が膨らむ。何よりも制限値幅(ストップ高の幅)が50円で、他の価格帯と比べても最大変動率が50%と最も大きい株価ゾーンであることがポイントだ。
ここは三菱化工機<6331.T>に端を発した材料株相場のバトンを引き継ぐ、株価100円台の銘柄に照準を合わせてみたい。
大阪中心に駐車場サブリースに展開し、じりじりと下値切り上げ波動を続ける日本駐車場開発<2353.T>には思惑含みの買いが観測されている。14年7月期営業利益は18.8%増の24億円を予想、年間配当も2円70銭見通しと、この株価水準にすれば厚めの配当も魅力となる。
また「目先、太い資金の流入がみられる」(市場関係者)のが日本鋳造<5609.T>。JFE系で鋳造専業トップであり、国土強靭化などを背景とした建設投資需要の拡大が追い風。また、熱膨張しない合金材料の実用化に成功しており、上値期待を醸し出している。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
反対に全体指数の調整もしくはもみ合い局面では機関投資家のポジション整理の売り圧力を回避しやすく、相対的に上値余地が膨らむ。何よりも制限値幅(ストップ高の幅)が50円で、他の価格帯と比べても最大変動率が50%と最も大きい株価ゾーンであることがポイントだ。
ここは三菱化工機<6331.T>に端を発した材料株相場のバトンを引き継ぐ、株価100円台の銘柄に照準を合わせてみたい。
大阪中心に駐車場サブリースに展開し、じりじりと下値切り上げ波動を続ける日本駐車場開発<2353.T>には思惑含みの買いが観測されている。14年7月期営業利益は18.8%増の24億円を予想、年間配当も2円70銭見通しと、この株価水準にすれば厚めの配当も魅力となる。
また「目先、太い資金の流入がみられる」(市場関係者)のが日本鋳造<5609.T>。JFE系で鋳造専業トップであり、国土強靭化などを背景とした建設投資需要の拡大が追い風。また、熱膨張しない合金材料の実用化に成功しており、上値期待を醸し出している。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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