オハラが続落、4月中間期営業損益黒字転換も従来予想未達を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/06/13 10:02
 オハラ<5218.T>が続落。12日の取引終了後、14年10月期第2四半期累計(13年11月~14年4月)連結決算を発表しており、売上高140億5200万円(前年同期比11.8%増)、営業利益3億5300万円(前年同期7億1700万円の赤字)、純利益1億3300万円(前年同期比67.5%減)と営業損益が黒字転換したものの、事前予想の同3億9000万円に届かなかったことから、改めて需要回復の遅れが意識されているようだ。
 光学ガラスはデジタルカメラ向けの需要減少で低調だったものの、特殊ガラスで宇宙・天文向け極低膨張ガラスセラミックスが好調。前期にハードディスク用ガラス基板事業から撤退した影響から収益が改善したことも寄与し営業損益は黒字転換を果たした。
 なお、通期業績予想は、売上高261億円(前期比横ばい)、営業利益5億9000万円(前期6億7400万円の赤字)、純利益4億1000万円(同40億500万円の赤字)の従来予想を据え置いている。

オハラの株価は10時1分現在582円(▼21円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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