ＦＥＳＣＯやグリムスなど省エネ関連が軒並み急上昇、改正電気事業法が成立で

　省電舎<1711.T>がストップ高したほか、ファーストエスコ<9514.T>やグリムス<3150.T>、エナリス<6079.T>など省エネ関連が軒並み急上昇している。家庭向けを含めた電力の小売りを１６年に完全自由化する改正電気事業法が、１１日午前の参院本会議で可決、成立したこと受けて、省エネ支援各社には事業機会の拡大につながるとの期待から買いが入っている。改正電気事業法は、これまで電力１０社が地域ごとに販売を独占してきた体制を改め、家庭などの消費者は契約する業者を自由に選択できるようになるというもので、異業種からの新規参入も促進されるとの見方が強い。省エネ支援各社がエネルギーマネージャ―として電力を代理で購入し、各家庭へ供給するなどのケースも増えるとみられており、業績拡大に寄与するとの見方が強まっている。

省電舎の株価は１２時５６分現在２０１８円（△４００円）カイ気配
ＦＥＳＣＯの株価は１２時５６分現在１２７１円（△２６４円）
グリムスの株価は１２時５６分現在１３４２円（△２６６円）
エナリスの株価は１２時５６分現在１８０９円（△２９０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）