大王製紙が4日続落で1000円割れ、きょうから公募増資の発行価格決定期間に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/06/10 13:18
 大王製紙<3880.T>が4日続落。株価は一時、前日比30円(2.9%)安の991円まで売られ、4ケタを割り込んでいる。この日から公募増資の発行価格決定期間に入っていることから、市場には警戒感が出ているようだ。公募増資1400万株と上限210万株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。さらに、北越紀州製紙<3865.T>へ423万株の第三者割当増資を行う。公募増資と第三者割当増資などに伴う調達金額は200億円前後で、国内外での設備投資や普通社債の償還資金などに充当する。発行済み株式数は最大で約16%増える見込み。株価は2日の公募増資の発表からこの日まで約15%下落している。

大王製紙の株価は13時16分現在996円(▼25円)
北越紀州製紙の株価は13時16分現在491円(▼5円)





出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
818.0
(15:30)
-19.0
(-2.27%)
1,571.0
(15:30)
+26.0
(+1.68%)