ＯＢＡＲＡ－Ｇが大幅高、実質上場来高値再チャレンジへ

　ＯＢＡＲＡ　ＧＲＯＵＰ<6877.T>が大幅高、マドを開けて上値追い指向を強めている。発行株数２０００万株台の小型株ながら、自動車向け溶接機では国内はもとより、中国・韓国などアジア大手自動車メーカーや欧米メーカー向けで高実績、世界屈指のシェアと実力を擁しており海外資金の注目度も高い。自動車向けだけではなく、スマートフォン部品加工用の平面研磨装置の引き合いも旺盛、順風満帆の事業環境を享受している。１４年９月期連結営業利益見通しは３月２７日に、従来見通しの６０億円から７７億５０００万円（前期比２３．４％増）に大幅増額しているが、「まだ保守的で一段の上振れ余地を内包している」（業界アナリスト）という見方が強い。時価は４月９日の実質上場来高値４３１０円台払拭を視界に捉えていることで、必然的に市場関係者の熱い視線が集まっている。

ＯＢＡＲＡ－Ｇの株価は１４時３１分現在４１４５円（△２４５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）