<動意株28日>(大引け)=河合楽器、グリムス、オカダアイヨンなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/05/28 15:21
 河合楽器製作所<7952.T>=5日続伸。アップライトピアノなど高級ピアノ販売を促進、8年ぶりのモデルチェンジで売り上げを伸ばし、前14年3月期は営業利益段階で前の期比63%増の19億1100万円と高変化率をみせたが、今期も25%増益の24億円と好調が続く。配当利回り2.3%でPER11倍近辺と指標面でも割安だ。

 グリムス<3150.T>=後場上げ幅拡大。前引け後に発表した、15年3月期から3カ年の「2014中期経営計画」で、最終年度である17年3月期に売上高72億2900万円(14年3月期比25.0%増)、営業利益9億円(同3.2倍)を見込んでいることが好感されている。スマートハウスプロジェクト事業で、引き続き住宅用太陽光発電システムの販売を拡充するとともに、メガソーラーの建設を計画するなど再生可能エネルギー開発事業による売電収入を新たな収益源として確立することが目標。

 オカダアイヨン<6294.T>=堅調。1月16日の年初来高値1349円から、5月13日の安値758円まで約44%の深い押しを入れたが、これは公募増資実施という需給面での悪材料が足を引っ張った。本業の儲けを示す営業利益は14年3月期に46%増益と高水準の伸びをみせたのに続き、15年3月期も15%増益を見込むなど好調を極め、ファンダメンタルズ面と照らし合わせて時価は買い場にあるとの見方が強まっている。

 山一電機<6941.T>=大幅高。同社は27日に、14年3月期決算説明会資料を公表。これが買い手掛かりとなっているようだ。15年3月期の事業別業績見通しについて、コネクターソリューション事業の売上高は122億円(前期比7.0%増)、テストソリューション事業は96億円(同6.7%増)になると予想。コネクターソリューション事業では通信インフラ向けの拡販や車載用情報機器向けの開発強化を打ち出しているほか、テストソリューション事業ではバーンインソケットのシェア拡大などの方針を掲げている。

 メディア工房<3815.T>=一時ストップ高。26日にiPhone向けアプリ「性格美男美女診断」の配信を開始したと発表したのに続き、27日には100%子会社のMKBコリアがAndroid版占いアプリ「愛のインドタロットダーキニー(韓国版)」の配信を開始したと発表するなど新作アプリの投入を相次いで発表しており、これを好感する買いが入っている。同社株はLINE関連としても知られ、値動きの軽さも注目されており、短期の値幅取り狙いの資金も流入しているようだ。

 ファーマフーズ<2929.T>=急伸。同社はきょう、5月30日~6月1日にわたって開催される「日本栄養・食糧学会」で研究成果3題を発表すると発表、これが買い手掛かりとなっているようだ。発表内容は、GABAおよびラフマ抽出物の共摂取による睡眠改善効果、発酵青バナナ末がヒト免疫細胞に及ぼす効果、発酵青バナナ末のマウスを用いた免疫賦活効果の検証。例えば、発酵青バナナ末を経口投与したマウスは、経口投与しなかったマウスに比べ、インフルエンザ感染後の生存率が約2倍になることなどが確認できたことなどを発表する予定だという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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