<動意株23日>(前引け)=パラベッド、オカダアイヨン、東京鉄鋼

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/05/23 12:30
 パラマウントベッドホールディングス<7817.T>=続伸。22日に発行済み株式数の約4.9%に相当する150万株を上限に自社株にTOB(株式公開買い付け)を行うことを発表した。買い付け価格は1株あたり2900円で5月23日~6月19日に実施する。同社の大株主である「シートック」などからの保有株の一部売却意向に対応したもの。TOB価格は21日終値3135円を下回っているが、大株主の保有株売却による需給悪化が避けられることを好感する買いが流入している格好だ。

 オカダアイヨン<6294.T>=急伸。値運びの軽さに着目した買いが流入、材料株の片鱗を見せ始めている。圧砕機やブレーカーなどの特殊建機大手だが、業績好調で15年3月期営業利益は15%増の10億円を見込むなど14年3月期に続く大幅成長見通し。3月の公募増資実施に伴い需給悪懸念で売り込まれたが、公募価格869円を下回る時価は買い妙味が指摘されていた。PERも依然として10倍近辺と割安だ。耐震対応の建て替え需要やバイオマス発電設備の建設増加が同社のビジネスチャンスを膨らませている。

 東京鉄鋼<5445.T>=続伸。棒鋼需要拡大による数量増加に加え、原料のスクラップ価格低下が粗利改善をもたらし、15年3月期営業利益は前期比92%増の34億円と急回復見通しにある。今期配当は前期実績に3円増配の10円復元予想と株主還元姿勢にも余念がない。同社の看板商品である施工の簡素化と工期の短縮を可能にした「ネジテツコン」や、コンクリート構造物の耐震性能を高め短工期での補強が可能な「RB耐震補強工法」などが国土強靭化の国策支援を背景に、ビジネスチャンスを膨らませる強力な戦略ツールとなっている。
 
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
2,530.0
(11/22)
-9.0
(-0.35%)
1,912.0
(11/22)
+48.0
(+2.57%)
6,580.0
(11/22)
+130.0
(+2.01%)