日農薬が大幅安、14年9月期業績を上方修正も材料出尽くし感強まる

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/04/23 09:51
 日本農薬<4997.T>が大幅安。22日の取引終了後、14年9月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の525億円から560億円(前期比17.6%増)、営業利益を同75億円から89億円(同19.5%増)へ、純利益を同48億円から58億円(同23.0%増)へそれぞれ上方修正したが、材料出尽くし感が強まったとして売られている。上方修正の発表を受けてSMBC日興証券では、投資判断を「1」から「2」とし、目標株価を1550円から1450円に引き下げた。同証券では、園芸殺虫剤「フェニックス」の拡販で15年9月期以降も増益が続くと予想しているものの、増益率の鈍化は不可避なうえに、株価は過去1年で70%程度上昇した水準にあることなどを鑑みれば、上方修正発表で当面の好材料出尽くしと判断するとしている。

日農薬の株価は9時46分現在1353円(▼96円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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