「短期的には190円の下落余地」
本日の日経平均は43.18円安の14055.56円で取引を終了した。朝方は買い先行となったものの、買い一巡後は上値の重い展開。テクニカル的な過熱感が強まっていたほか、アジア株が総じて軟調推移。為替は1ドル=100円台を維持したものの、週末の米雇用統計に対する警戒感が強く、上値が重くなった。日経平均の日足チャートでは、小陰線が出現。弱気のかぶせ足となり、この付近での売り圧力の強さを示している。また、「窓理論」では上方の窓に到達。法則2の売りサインが出現しており、短期的な上値の限界値にきていることを示唆している。目先は下方の窓(13862.71円-13898.54円)を埋めることが予想され、短期的には190円程度の下落余地があるだろう。