「軸は相変わらず下向き」
本日の日経平均は230.64円安の13014.58円で取引を終了した。バーナンキFRB議長が年内の量的緩和解除に言及したことで、株安が進行。為替相場は円安に振れたものの、アジア株の下落がきつく、日経平均もつられる形となった。 日経平均の日足チャートでは、上影陰線が出現。上値の重さを示唆しており、軸下向きであることを表している。今の相場は13600円のファンダメンタルズの壁に支配されている。それを12500円付近にあるテクニカルの壁がサポートする格好となっており、短期のボックス相場を形成しているだけだ。もちろんファンダメンタルズの壁とテクニカルの壁ではファンダメンタルズの壁の方が強い。将来的に下落する可能性が高いということであり、上値は限定的であると言えよう。