「軸下向きに変化なし」
本日の日経平均は237.94円高の13245.22円で取引を終了した。買い一巡後は伸び悩む場面もあったが、引けにかけては再度強含む動き。今晩のFOMCに対する警戒感がやや和らぎ、買いが優勢となった。業種別では鉄鋼、海運などが上昇した。日経平均の日足チャートでは、連日で十字足が出現。強弱感が対立していることを示唆しており、方向性の乏しい展開となっている。やはり今晩の米FOMCを見極めたいという人が多く、薄商いのなかこう着相場になっている。「窓・壁・軸理論」では、依然としてファンダメンタルズの壁の下方での推移。そろそろリバウンドの限界値を迎えるはずであり、徐々に売り圧力が強まるはずだ。軸下向きに変化はなく、下落余地は十分に残されていると思われる。