~薬局・クリニック・介護/福祉施設の三位一体で、完全課金型ビジネスを推進~
【ポイント】
・今2026年12月期の1Qは、これまでの特需の反動減が大きく出た。2Qもこの傾向が続くので、会社サイドは上期の業績を下方修正した。今後通期の計画も見直すことになろう。今期の営業利益として26億円(前年度比-29.3%)を予想する。
・過去2年(2024年12月期、2025年12月期)は、厚生行政の推進(電子処方箋、オンライン資格確認)による特需がプラスに働いた。これらの一巡で、今期は自社として本来取り組むべきシステム開発、サービス強化による新規顧客開拓に力を入れていく。
・国は医療DXの推進を加速させようとしている。厚労省の2040年に向けた医療提供体制の総合的な改革における医療DXの制度的対応では、1)電子カルテの情報共有サービス、2)マイナンバーカードを利用した情報連携などに力を入れていく。
・当社にとってDX推進で需要が盛り上がるのはありがたい。一方で支援の緩急によって需要が変動する。前上期までは収益面では大いにプラスとなったが、反動減が出ている。今期は減益となるが、独自の取り組みの進捗で来期からは増益に転じてこよう。
・國光社長は、本来の経営に全力で取り組んでいる。調剤システムは、当社の実力が抜きん出ており、強さをより発揮することで、業界をリードしていく。製品のポートフォリオの見直しも、MAPsシリーズへの特化という形で進めていく。これによって、開発やサービスの効率が上がってこよう。
・新長期ビジョンと新中期3ヵ年計画では、クラウド型のシステム基盤を強化しつつ、医科システム事業と介護/福祉システム事業の黒字化を図る。処方箋入力代行のプレカルや訪問介護システムのコンダクトの買収効果も期待できる。今後もM&Aは継続しよう。2027年12月期に営業利益で40億円を目標とする。
・今回の3ヵ年計画は、配当性向100%の実行で株主還元を充実させ、大型のM&Aを含めた成長投資は借入金で対応する方針である。収益力の好転につれ、ROEの向上と共に株価は見直されてこよう。
目次
1.特色 薬局向け処方箋処理システム(レセコン)で業界トップ
2.強み 画期的なMAPsシリーズの開発・マーケティングが進展
3.中期経営計画 完全ストック型月額課金ビジネスモデルが本格化
4.当面の業績 今2026年12月期は減益見通しながら、来期は増益へ
5.企業評価 ストック効果の拡大局面へ
| 企業レーティング | A |
|---|---|
| 株価 (2026年5月27日) |
502円 |
| 時価総額 | 354億円 (70.51百万株) |
| PBR | 1.82倍 |
| ROE | 9.5% |
| PER | 19.1倍 |
| 配当利回り | 5.2% |
| 決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | EPS | 配当 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018.3 | 13953 | 3063 | 3618 | 2369 | 33.4 | 9.25 |
| 2019.3 | 13133 | 2622 | 3248 | 1971 | 27.9 | 9.50 |
| 2020.3 | 14023 | 1583 | 2179 | 1393 | 19.7 | 10.0 |
| 2020.12 | 9660 | 1037 | 1469 | 1062 | 15.0 | 10.0 |
| 2021.12 | 14436 | 1870 | 2607 | 1829 | 25.7 | 11.0 |
| 2022.12 | 16919 | 2395 | 2791 | 1893 | 26.8 | 12.0 |
| 2023.12 | 20355 | 2320 | 2869 | 1962 | 27.8 | 14.0 |
| 2024.12 | 24837 | 4464 | 5184 | 2425 | 34.5 | 35.0 |
| 2025.12 | 23658 | 3676 | 4313 | 2452 | 35.4 | 39.0 |
| 2026.12(予) | 22000 | 2600 | 3250 | 1820 | 26.3 | 26.0 |
| 2027.12(予) | 24000 | 3400 | 4050 | 2340 | 33.8 | 34.0 |
(2026.3ベース)
(注)ROE、PER、配当利回りは今期予想ベース。2018年3月1日、2020年1月1日に各々1:2の株式分割を実施。それ以前のEPS、配当は修正ベース。2020年12月期より決算期を変更、この期は9カ月決算。
企業レーティングの定義:当該企業の、(1)経営者の経営力、(2)事業の成長力・持続力、(3)業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。
レポート全文はこちらから
https://www.belletk.com/emsisutemuzu202605.pdf
関連銘柄
| 銘柄 | 株価 | 前日比 |
|---|---|---|
|
4820
|
485.0
(06/12)
|
-1.00
(-0.20%)
|
関連銘柄の最新ニュース
-
出来高変化率ランキング(13時台)~石井表記、ナガホリなどがランクイン 06/10 13:58
-
前日に動いた銘柄 part1デクセリアルズ、FUJI、DOWAなど 05/18 07:15
-
決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … フジクラ、JX... 05/16 15:30
-
週間ランキング【業種別 騰落率】 (5月15日) 05/16 08:30
-
前日に動いた銘柄 part1デクセリアルズ、FUJI、DOWAなど 05/16 07:15
新着ニュース
新着ニュース一覧-
-
-
-
今日 17:10
