アジア株 まちまち、上海株は反発

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/11/29 18:29
東京時間18:07現在
香港ハンセン指数   19423.61(+56.65 +0.29%)
中国上海総合指数  3326.46(+30.76 +0.93%)
台湾加権指数     22262.50(-36.40 -0.16%)
韓国総合株価指数  2455.91(-48.76 -1.95%)
豪ASX200指数    8436.23(-8.11 -0.10%)
インドSENSEX30種  79712.25(+668.51 +0.85%)

 29日のアジア株は、まちまち。前日の米国市場が感謝祭の祝日で休場となったこともあり、手掛かり材料に乏しい中、市場間でまちまちで推移した。豪州株は利益確定の売りに押されて反落した。上海株は反発。当局による政策期待などに加えて、11月30日で期限を迎える米国製品に対する関税免除を延長するとの報道が買いにつながった。
   
 上海総合指数は反発。保険大手の中国人寿保険、証券会社の中信証券、酒造会社の貴州茅臺酒、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)が買われた。
   
 香港ハンセン指数は小反発。再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)、電気自動車(EV)メーカーの理想汽車が買われる一方で、多角経営企業の新世界発展(ニューワールド・ディベロップメント)、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、電力会社のチャイナ・リソーシズ・パワーが売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。資源・鉱山会社のBHPグループ、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが買われる一方で、医薬品メーカーのCSL、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行、不動産会社のグッドマン・グループが売られた。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

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