米10年債利回りは横ばい スティープ化も一服=NY債券概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/09/27 05:44
米国債利回り(NY時間16:34)(日本時間05:34)
米2年債  3.623(+0.063)
米10年債 3.794(+0.010)
米30年債 4.129(-0.011)
期待インフレ率  2.169(-0.008)
※期待インフレ率は10年債で算出

 きょうのNY債券市場で10年債利回りは横ばい。序盤は下げて始まったものの米新規失業保険申請件数など、この日発表の米経済指標が景気の底堅さを示したことで利回りは上昇に転じた。ただ、このところの上昇から10年債は一服感も出ており、上げは限定的となった。
 
 この日は7年債入札が実施され、最高落札利回りが発行日前利回り(WI)を下回ったことも利回りの上げを抑えている。

 2-10年債の利回り格差は+17(前営業日:+23)とがスティープ化が一服している。

*米7年債入札結果
最高落札利回り 3.668%(WI:3.675%)
応札倍率    2.63倍(前回:2.50倍)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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