日本通運、「誰にもやさしい倉庫(NX Universal Harmonious Work Warehouse)」プロジェクトを開始

配信元:PR TIMES
投稿:2024/08/28 13:47
次世代型モビリティを倉庫内作業に導入、多様な人財が活躍するサステナブル社会の実現に貢献

 NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:堀切智)のグループ会社である日本通運株式会社(社長:竹添進二郎 以下、日本通運)は、「誰にもやさしい倉庫(NX Universal Harmonious Work Warehouse)」プロジェクトを開始し、第一段階として”次世代型モビリティ”を埼玉支店加須倉庫に導入しました。




■背景
 少子高齢化による人口減少に加え、2024年4月から適用されたトラックドライバーに対する時間外労働規制の強化により、物流業界ではトラックドライバーや倉庫内スタッフなどの将来的な労働力不足が予想されています。このような状況下、先端技術導入による生産性の向上と人財の確保は大きな課題となっています。

 NXグループは、物流業界を取り巻く時代や環境の変化に対応するため、就労者の作業負荷を軽減する先進的なロジスティクスロボットや作業補助機器の導入を推進し、職場環境の整備に取り組んでいます。この取り組みにより、すべての就労者の生産性の確保とともに、これまでアプローチできていなかった労働市場への拡大を図り、労働力の確保と持続可能な社会の実現を目指します。

■取り組み概要
 日本通運は、先進的なロジスティクスロボットや作業補助機器の導入と職場環境の整備を通じて、これまで倉庫で働くことが困難だった人々の障壁を取り除くことを目指す「誰にもやさしい倉庫 (NX Universal Harmonious Work Warehouse)」プロジェクトを開始しました。
この度、プロジェクトの第一段階として、WHILL株式会社の近距離モビリティを導入し、作業者の負担の軽減と生産性の向上を図ります。
 また、この次世代型モビリティとAGV(自動誘導車)、AMR(自律移動ロボット)などの無人搬送機を連携させることで、歩行困難者もピッキング作業などの倉庫内作業を可能としました。
さらに、多様な働く方々の視点を活かしたユニバーサルデザインのソリューションを提供する株式会社ミライロと提携し、多様な働き方に対する意識の醸成と受け入れの準備(*)を進めています。

 今後は、本取り組みの複数拠点への展開を進めるとともに、さらなる多様性に対応できる「誰にもやさしい倉庫」を構築します。そして、将来的にはノウハウのソリューションサービス化を目指してまいります。

 NXグループは、グループの長期ビジョンである「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」の実現に向け、企業価値の向上と社会課題の解決に取り組んでいます。日本通運においても、多様な従業員が、働きがい・やりがいを持ちながら、一人ひとりが能力を最大限に発揮できるような職場環境の整備を進めています。今後もDXを活用し、多様な人財の活躍による組織の活性化、即戦力となる人財の確保を強化し、企業価値向上に努めてまいります。


■パートナー会社概要




(*)同社主催のユニバーサルマナー検定を推奨、現在2級22名 3級66名取得済(一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会認定)。


NXグループについて:
NXグループは、1937年の創立以来、モノを運ぶことを通じて人・企業・地域を結び、社会の発展と共に歩んでまいりました。世界50以上の国と地域に約73,000人の従業員を有するグローバルロジスティクスカンパニーとして、陸・海・空の輸送モードと倉庫・ITを駆使し、高品質なロジスティクスサービスを提供しています。
NXグループの企業メッセージ「We Find the Way」は、どんな状況でも最善の方法を見つけ出し、必ずやり遂げるという私たちの強い意志と自信を表しています。モノを運ぶだけではなく、お客様の未来をともに創造するパートナーとして、持続可能で環境に配慮したサプライチェーンソリューションを提供しています。
当社に関する詳しい説明は https://www.nipponexpress-holdings.com/ja/ をご覧ください。







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