米雇用統計後の乱高下 先週金曜日の米・5月雇用統計が弱い数字となり、ドル円は77.60円台まで一時急落しました。しかし、その後、本邦通貨当局による為替介入の噂とともに、ドルが買い戻され、78.70円まで反発しました。ところが、そのドル買いも、為替介入では無かった模様で、その後は、ドルはじりじりと値を下げる展開に移行しています。唯、介入を疑わせる様な、一時的な急伸局面は、本日も朝方に見られており、ドル円は暫く、神経質な展開となりそうです。
ロンドン市場の休場 先週土曜日から、明日までの4日間、英国では、エリザベス女王即位60周年記念行事が行われ、今日、明日はロンドン市場が休場となります。この為、欧州時間の動きは、通常よりも鈍る可能性の方が高そうです。特に、本日は、米国でも4月製造業受注(4月耐久財受注の確報値に当たるものです)の発表がある程度ですから、手掛かり材料難になりそうです。この為、本日のドル円は上も下もがちがちとなり、77.90円~78.50円のレンジ取引となりそうです。