太平洋工、今期最終を30%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も33円増額

配信元:株探
投稿:2024/03/18 13:00
 太平洋工業 <7250> [東証P] が3月18日後場(13:00)に業績・配当修正を発表。24年3月期の連結最終利益を従来予想の115億円→150億円(前期は93億円)に30.4%上方修正し、増益率が23.6%増→61.3%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の39.6億円→74.6億円(前年同期は51.7億円)に88.2%増額し、一転して44.5%増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の44円→77円(前期は42円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2024年3月期の業績につきましては、特別利益として投資有価証券売却益を計上するとともに、特別損失として固定資産の減損損失の計上を見込んでおり、投資有価証券売却益には 法人税等の課税が発生することとなります。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想値と比較し35億円増益となることから、上記のとおり通期連結業績予想を修正いたします。

  当社は、株主のみなさまへの利益還元を重要な経営課題のひとつと認識しており、剰余金の 配当につきましては安定的な配当の継続を基本に、業績および配当性向等を総合的に勘案し、株主のみなさまのご期待にお応えしていきたいと考えております。  期末配当金につきましては、1株当たり22円を予定しておりましたが、「業績予想の修正について」に記載のとおり、2024年3月期の業績が前回発表予想を上回る見通しとなったことなどを総合的に勘案して、1株当たり55円(普通配当28円、特別配当27円)に修正させていただきます。なお、2024年3月期の期末配当は、当期計算書類に係る法定監査を経て、2024年5月16日開催予定の取締役会において決定する予定であります。
配信元: 株探

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