ダイダン、今期経常を一転1%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2024/02/08 15:30
 ダイダン <1980> [東証P] が2月8日大引け後(15:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比17.6%増の68.8億円に伸びた。
 併せて、通期の同利益を従来予想の89億円→94億円(前期は92.8億円)に5.6%上方修正し、一転して1.2%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の53億円→58億円(前年同期は49.5億円)に9.4%増額し、増益率が7.0%増→17.1%増に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の32.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.2%→6.9%に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 連結業績予想の修正理由につきましては、次のとおりであります。受注工事高は、直近の公表の240,000百万円から変更ありません。売上高は、当期の出来高に寄与する工事が期初の計画よりも進捗しなかったことなどを受け、直近の公表の200,000百万円から5,000百万円減の195,000百万円となる見通しです。営業利益は、手持ち工事の利益改善が好調に推移し、完成工事総利益が増加したことなどを受け、直近の公表の8,500百万円から500百万円増の9,000百万円となる見通しです。経常利益は、営業利益の増加により、直近の公表の8,900百万円から500百万円増の9,400百万円となる見通しです。親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の増加及び、政策保有株式の縮減に伴う売却益の計上などを受け、直近の公表の6,500百万円から600百万円増の7,100百万円となる見通しです。業績予想の修正は、主に連結財務諸表提出会社(当社)の修正によるものです。配当予想の修正について当社は、株主への更なる利益還元を進めるため、2024年3月期より配当性向35%以上を新たな配当方針としております。2024年3月期の期末配当予想につきましては、今後の業績動向を踏まえ適切な時期に決定する予定であり、決定次第、速やかにお知らせいたします。(注)上記の予想の修正につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、業績予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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