エーアイテイー <9381> [東証P] が1月11日昼(12:00)に決算を発表。24年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比21.9%減の37.3億円に減った。
併せて、通期の同利益を従来予想の56.2億円→42.5億円(前期は56億円)に24.4%下方修正し、一転して24.2%減益見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の32.8億円→19.1億円(前年同期は28億円)に41.7%減額し、一転して31.6%減益計算になる。
直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比29.2%減の14億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の9.1%→9.6%に改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
<連結業績予想修正の理由>当社グループの収益の主軸となる海上コンテナ輸送では、コロナ禍において高騰した海上運賃が需給バランスの正常化に伴って前年同期比で下落し、当社グループで最も貨物の取扱量が多い中国航路でも海上運賃の下落が続く状況となりました。また、当初の想定を超えた水準で下落した航路もありました。この状況下、当社グループでは、顧客の利便性を更に高めるため、デジタル戦略を強く推進しながら、運賃下落による収益の低下要因を営業努力による取扱高増加をもって補うべく、精力的に営業活動を展開してまいりました。しかしながら、海上運賃の下落が続く中で、コロナ禍での巣ごもり需要により、輸入量が増加した雑貨関連や家具等の消費財は、需要の一巡や輸入者の在庫調整、物価高による消費者の買い控え等により輸入量が減少しており、国際貨物の取扱量は低調な推移となっております。また、第3四半期では、秋冬物のアパレル商材の輸入が活発になる時期ではあるものの、荷動きは力強さを欠く状況となりました。未だ市場全体の荷動きも弱く、厳しい事業環境は続いており、当初の想定通りの貨物集荷が難しい状況下にあります。このため、2024年2月期の営業収益は、2023年4月13日に公表しております予想値を下回る見込みとなりました。また、営業利益以下の各利益は、売上総利益率の改善並びに費用の抑制を図ること等で当初の想定を上回る利益率で推移しているものの、営業収益の減少の影響が大きく、それぞれで予想値を下回る見込みとなりました。これらの要因により、2024年2月期の連結業績予想値を修正いたします。なお、2024年2月期の期末配当予想につきましては、変更ございません。<個別業績における前年実績値と個別業績予想値の間に差異が生じる見込みとなった理由>営業収益は、連結と同様の要因により、前年実績値との間に差異が生じる見込みとなりました。また、経常利益、当期純利益についても、連結同様、営業収益の減少による利益の低下はありますが、営業外収益で連結子会社からの受取配当金を計上したことなどにより、経常利益の減少率は営業収益の減少率に比べて大きく縮小する見込みであり、当期純利益は前年実績値を上回る見込みとなりました。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり 、実際の業績等は今後発生する様々な要因により予想数値と異なる場合があります。
併せて、通期の同利益を従来予想の56.2億円→42.5億円(前期は56億円)に24.4%下方修正し、一転して24.2%減益見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の32.8億円→19.1億円(前年同期は28億円)に41.7%減額し、一転して31.6%減益計算になる。
直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比29.2%減の14億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の9.1%→9.6%に改善した。
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会社側からの【修正の理由】
<連結業績予想修正の理由>当社グループの収益の主軸となる海上コンテナ輸送では、コロナ禍において高騰した海上運賃が需給バランスの正常化に伴って前年同期比で下落し、当社グループで最も貨物の取扱量が多い中国航路でも海上運賃の下落が続く状況となりました。また、当初の想定を超えた水準で下落した航路もありました。この状況下、当社グループでは、顧客の利便性を更に高めるため、デジタル戦略を強く推進しながら、運賃下落による収益の低下要因を営業努力による取扱高増加をもって補うべく、精力的に営業活動を展開してまいりました。しかしながら、海上運賃の下落が続く中で、コロナ禍での巣ごもり需要により、輸入量が増加した雑貨関連や家具等の消費財は、需要の一巡や輸入者の在庫調整、物価高による消費者の買い控え等により輸入量が減少しており、国際貨物の取扱量は低調な推移となっております。また、第3四半期では、秋冬物のアパレル商材の輸入が活発になる時期ではあるものの、荷動きは力強さを欠く状況となりました。未だ市場全体の荷動きも弱く、厳しい事業環境は続いており、当初の想定通りの貨物集荷が難しい状況下にあります。このため、2024年2月期の営業収益は、2023年4月13日に公表しております予想値を下回る見込みとなりました。また、営業利益以下の各利益は、売上総利益率の改善並びに費用の抑制を図ること等で当初の想定を上回る利益率で推移しているものの、営業収益の減少の影響が大きく、それぞれで予想値を下回る見込みとなりました。これらの要因により、2024年2月期の連結業績予想値を修正いたします。なお、2024年2月期の期末配当予想につきましては、変更ございません。<個別業績における前年実績値と個別業績予想値の間に差異が生じる見込みとなった理由>営業収益は、連結と同様の要因により、前年実績値との間に差異が生じる見込みとなりました。また、経常利益、当期純利益についても、連結同様、営業収益の減少による利益の低下はありますが、営業外収益で連結子会社からの受取配当金を計上したことなどにより、経常利益の減少率は営業収益の減少率に比べて大きく縮小する見込みであり、当期純利益は前年実績値を上回る見込みとなりました。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり 、実際の業績等は今後発生する様々な要因により予想数値と異なる場合があります。
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