*06:51JST 【実況!決算説明会】スパークス・グループ<8739>---2024年3月期第2四半期決算
このコンテンツは、スパークス・グループ<8739>の2024年3月期第2四半期決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。
【冒頭ごあいさつ】
<阿部社長>
皆様、こんにちは。スパークス・グループの阿部修平でございます。
Q: 2023年度第2四半期の業績について、ご説明いただけますか。
<阿部社長>
2023年度第2四半期業績について簡潔にご報告いたします。
営業収益は、前年同期67億10百万円から79億30百万円となり、18.2%の増収となりました。これは、主に成功報酬が8億円増加したことによるものです。
コストについては、公募投信の預かり資産残高が増加したことで支払手数料が増加、またボーナスを含めた人件費や、前年同期から比べ営業活動が活発化したことで旅費交通費なども増加し、経常的経費は、前年同期24億66百万円から7.5%増加し当四半期は26億50百万円となりました。この結果、営業利益は、前年同期29億7百万円から21.5%増加し35億31百万円となりました。
経常利益は8.3%増加し37億38百万円、純利益は投資有価証券売却益を11億円計上したことにより、46.5%と大きく増加して33億32百万円となりました。
また、基礎収益は、経常的経費の増加があり、前年同期に比べ1.9%減少して31億59百万円となりましたが、預かり資産も1兆6,000億円を維持しており、基礎収益も高い水準となっていますので、通期でみたときに基礎収益も増益となることを期待しています。
Q:直近のびビジネスの状況について教えていただけますか。
<阿部社長>
まず、日本株式の戦略について、5月に設定した国内公募投信は、投資家の皆様から大変良い評価をいただきました。当期4月から9月までの投資信託の資金流入額のランキングにおいてトップ10に入っており、この国内公募投信の9月末の預かり資産は901億円となり大きな資金流入となりました。一方、サステナブル投資戦略において海外から大口の解約があり、一部 この投資信託の資金純流入分は打ち消されてしまいましたが、株価の上昇もあり預かり資産の総額は拡大しています。ウォーレン・バフェット氏による日本株の追加投資や政府の政策など、日本株に対する期待が高まったことで、日本株の投資魅力は世界的に大きくクローズアップされています。スパークス創業以来34年、現在、日本株に対するセンチメントがグローバルに大きくプラスに転じているということを、強く感じています。海外投資家からの日本株に対する問い合わせも増えており、欧米やアジアの投資家に積極的にお会いしています。スパークスは、従来から海外の投資家から支持されてきた会社であり、彼らが日本に注目し始めたということは、スパークスにとっては大きなチャンスであると考えております。海外投資家の要望に応え、資金を運用することはスパークスの強みであり、預かり資産残高成長の、飛躍のエンジンにしようと考えております。
アジア投資戦略は、繰り返し申し上げているとおり、これからスパークスが取り組まなければならない最も重要な戦略のひとつです。アジアの社会変化をとらえて、大きく成長する企業に長期投資することでスパークスらしいアジア投資戦略を大きく育てていくことを考えています。このために、アジアの運用メンバーを東京に結集し、新たなアジアの投資ファンドを立ち上げました。このファンドを軸にこれからアジア投資のスパークスというブランドを強固なものにしていきたいと思っております。
実物資産投資戦略のうち再生可能エネルギー投資戦略については、今期に太陽光発電の稼働資産約80億円の投資が実現しました。再生可能エネルギー投資戦略は11年前にゼロからスタートし、業界において確固たるポジションを築いて来たものと自負しております。今後とも、この戦略についても、パイオニアとしての誇りをもってさらに成長を目指していきたいと思います。
プライベート・エクイティ戦略の未来創生ファンドにつきましては、3号ファンドまで設定され、同戦略における預り資産残高は、1,740億円となりました。ベンチャー投資としては、業界トップ3に入り、確固たる地位を築いたと思っています。さらにスパークスらしいユニークなベンチャー投資を実践することによって、新しい日本、世界の成長に投資家として、貢献し参加する道を開いていきたいと思います。
より一層スパークスのファンドビジネスをユニークかつ強いものにするために、成長領域であるエネルギー、医療、フィンテックなどの領域へ種を撒いてきました。医療の領域、病院への投資については、第1四半期となりますが、立川の産婦人科病院を運営する医療法人社団五葉会の持分を売却し、特別利益11億円を計上しています。一方、グリーン水素、蓄電池などエネルギーの領域で次のステップに進むべく、7月に開示いたしました北海道苫小牧のグリーン水素についての実証事業のように、具体的な新たな投資領域の創造が始まっております。エネルギー投資のパイオニアとして、今後も水素を含む新しい再生可能エネルギーなどのエネルギーの成長領域へ積極的に投資をしていきたいと思います。
【最後に】
<阿部社長>
皆様のご期待に沿えるよう、預かり資産3兆円を目標に、確実に収益の成長を実現し、株主還元も皆様のご期待に応え、企業価値を大きく高めていくことを目指し、役職員全員が一丸となって頑張ってまいります。
最後までご視聴いただき、ありがとうございました。 <ST>
【冒頭ごあいさつ】
<阿部社長>
皆様、こんにちは。スパークス・グループの阿部修平でございます。
Q: 2023年度第2四半期の業績について、ご説明いただけますか。
<阿部社長>
2023年度第2四半期業績について簡潔にご報告いたします。
営業収益は、前年同期67億10百万円から79億30百万円となり、18.2%の増収となりました。これは、主に成功報酬が8億円増加したことによるものです。
コストについては、公募投信の預かり資産残高が増加したことで支払手数料が増加、またボーナスを含めた人件費や、前年同期から比べ営業活動が活発化したことで旅費交通費なども増加し、経常的経費は、前年同期24億66百万円から7.5%増加し当四半期は26億50百万円となりました。この結果、営業利益は、前年同期29億7百万円から21.5%増加し35億31百万円となりました。
経常利益は8.3%増加し37億38百万円、純利益は投資有価証券売却益を11億円計上したことにより、46.5%と大きく増加して33億32百万円となりました。
また、基礎収益は、経常的経費の増加があり、前年同期に比べ1.9%減少して31億59百万円となりましたが、預かり資産も1兆6,000億円を維持しており、基礎収益も高い水準となっていますので、通期でみたときに基礎収益も増益となることを期待しています。
Q:直近のびビジネスの状況について教えていただけますか。
<阿部社長>
まず、日本株式の戦略について、5月に設定した国内公募投信は、投資家の皆様から大変良い評価をいただきました。当期4月から9月までの投資信託の資金流入額のランキングにおいてトップ10に入っており、この国内公募投信の9月末の預かり資産は901億円となり大きな資金流入となりました。一方、サステナブル投資戦略において海外から大口の解約があり、一部 この投資信託の資金純流入分は打ち消されてしまいましたが、株価の上昇もあり預かり資産の総額は拡大しています。ウォーレン・バフェット氏による日本株の追加投資や政府の政策など、日本株に対する期待が高まったことで、日本株の投資魅力は世界的に大きくクローズアップされています。スパークス創業以来34年、現在、日本株に対するセンチメントがグローバルに大きくプラスに転じているということを、強く感じています。海外投資家からの日本株に対する問い合わせも増えており、欧米やアジアの投資家に積極的にお会いしています。スパークスは、従来から海外の投資家から支持されてきた会社であり、彼らが日本に注目し始めたということは、スパークスにとっては大きなチャンスであると考えております。海外投資家の要望に応え、資金を運用することはスパークスの強みであり、預かり資産残高成長の、飛躍のエンジンにしようと考えております。
アジア投資戦略は、繰り返し申し上げているとおり、これからスパークスが取り組まなければならない最も重要な戦略のひとつです。アジアの社会変化をとらえて、大きく成長する企業に長期投資することでスパークスらしいアジア投資戦略を大きく育てていくことを考えています。このために、アジアの運用メンバーを東京に結集し、新たなアジアの投資ファンドを立ち上げました。このファンドを軸にこれからアジア投資のスパークスというブランドを強固なものにしていきたいと思っております。
実物資産投資戦略のうち再生可能エネルギー投資戦略については、今期に太陽光発電の稼働資産約80億円の投資が実現しました。再生可能エネルギー投資戦略は11年前にゼロからスタートし、業界において確固たるポジションを築いて来たものと自負しております。今後とも、この戦略についても、パイオニアとしての誇りをもってさらに成長を目指していきたいと思います。
プライベート・エクイティ戦略の未来創生ファンドにつきましては、3号ファンドまで設定され、同戦略における預り資産残高は、1,740億円となりました。ベンチャー投資としては、業界トップ3に入り、確固たる地位を築いたと思っています。さらにスパークスらしいユニークなベンチャー投資を実践することによって、新しい日本、世界の成長に投資家として、貢献し参加する道を開いていきたいと思います。
より一層スパークスのファンドビジネスをユニークかつ強いものにするために、成長領域であるエネルギー、医療、フィンテックなどの領域へ種を撒いてきました。医療の領域、病院への投資については、第1四半期となりますが、立川の産婦人科病院を運営する医療法人社団五葉会の持分を売却し、特別利益11億円を計上しています。一方、グリーン水素、蓄電池などエネルギーの領域で次のステップに進むべく、7月に開示いたしました北海道苫小牧のグリーン水素についての実証事業のように、具体的な新たな投資領域の創造が始まっております。エネルギー投資のパイオニアとして、今後も水素を含む新しい再生可能エネルギーなどのエネルギーの成長領域へ積極的に投資をしていきたいと思います。
【最後に】
<阿部社長>
皆様のご期待に沿えるよう、預かり資産3兆円を目標に、確実に収益の成長を実現し、株主還元も皆様のご期待に応え、企業価値を大きく高めていくことを目指し、役職員全員が一丸となって頑張ってまいります。
最後までご視聴いただき、ありがとうございました。 <ST>
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