セブン銀、上期経常は一転13％増益で上振れ着地

　セブン銀行 <8410> [東証Ｐ] が11月10日後場(13:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比12.9％増の164億円に伸び、従来の17.4％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の255億円に対する進捗率は64.3％に達し、5年平均の51.6％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比36.8％減の90.9億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比19.6％増の86.5億円に伸びた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期連結累計期間におきましては、人流回帰や資金需要の回復により、当社単体におけるATM受入手数料が当初予想に比べ大きく増加したことなどを主因として、業績予想と実績値に差異が生じました。　こうした業績の動向を踏まえ、通期の個別業績予想につきましても修正することといたしま した。なお、連結業績につきましては、2023年８月４日に公表した通期業績予想から変更はありません。