午後:債券サマリー 先物は反落、長期金利0.740%で推移
26日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。米長期金利が上昇基調を強めていることが影響し、国内債にも売り圧力が高まった。
25日にシカゴ連銀のグールズビー総裁が米CNBCのインタビューで「米金融当局がインフレ抑制に向けて金利を引き上げても、米国がリセッション(景気後退)を回避することは可能」との考えを示したことなどから、米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化観測が改めて台頭。また、米大手格付け会社が同日に「米政府機関が閉鎖されれば米国の信用格付けにネガティブに反映されるだろう」とのコメントを発表したことも米債の売り材料となり、米長期金利は一時4.54%と2007年10月以来およそ16年ぶりの高水準をつけた。この日に財務省が実施した40年債入札の結果は、応札倍率が2.95倍(前回は2.54倍)と強めだったが、相場を押し上げるまでには至らず。時間外取引で米長期金利が高い水準で推移するなか、債券先物は午後に145円18銭まで下押す場面があった。
先物12月限の終値は18銭安の145円31銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.740%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
25日にシカゴ連銀のグールズビー総裁が米CNBCのインタビューで「米金融当局がインフレ抑制に向けて金利を引き上げても、米国がリセッション(景気後退)を回避することは可能」との考えを示したことなどから、米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化観測が改めて台頭。また、米大手格付け会社が同日に「米政府機関が閉鎖されれば米国の信用格付けにネガティブに反映されるだろう」とのコメントを発表したことも米債の売り材料となり、米長期金利は一時4.54%と2007年10月以来およそ16年ぶりの高水準をつけた。この日に財務省が実施した40年債入札の結果は、応札倍率が2.95倍(前回は2.54倍)と強めだったが、相場を押し上げるまでには至らず。時間外取引で米長期金利が高い水準で推移するなか、債券先物は午後に145円18銭まで下押す場面があった。
先物12月限の終値は18銭安の145円31銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.740%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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