福留ハ、上期経常を一転赤字に下方修正、通期も減額

　福留ハム <2291> [東証Ｓ] が8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は0.5億円の赤字(前年同期は0.4億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同損益を従来予想の0.2億円の黒字→1.1億円の赤字(前年同期は1.5億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
　上期業績の悪化に伴い、通期の同損益を従来予想の1億円の黒字→0.4億円の黒字(前期は3.3億円の赤字)に60.0％下方修正した。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の0.9億円の黒字→4.5億円の黒字(前期は11.9億円の赤字)に5.0倍上方修正し、20期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-1.3％→-1.2％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース