インテリジェントなHMI開発を実現
カンデラは、HMI開発ツール「CGI Studio」の最新バージョン3.12をリリースしました。「CGI Studio 3.12」では、HMI開発における日常的な課題に対するいくつかのインテリジェント・ソリューションを提供します。インテリジェント・ソリューションは、特にHMI開発などの複雑なプロジェクトにおいて、時間とコスト、そして専門家の貴重な人件費を削減します。たとえば、「Fusion Editor」、Figmaのインポートに対応し強化された「Smart Importer」、アップグレードされたヘルプシステム、多数の3Dプリミティブ、そしてベクターグラフィックスのサポートなどを含んでいます。
強化した「Smart Importer」は、Figmaファイルのインポートをサポートし、コントロールをより正確に認識できるようになりました。さらに、新しい「Fusion Editor」では、ユーザーがアプリケーション・ロジックを視覚的に組み合わせることができます。ベクターグラフィックスのサポートにより、より鮮やかなHMIグラフィックスを、より少ないメモリ使用量で実現します。改良したステートマシン・エディターには、仕様を視覚的に豊かにする豊富なオプションが用意されているため、プレーヤーは作成中のGUIの回転やシームレスなスケーリングが可能になります。アップグレードしたヘルプシステムでは、検索や履歴といったダイナミックなドキュメンテーションを提供し、複数言語によるサポート対応も行います。これは国際的なチームや初心者、そしてHMI開発をさらに迅速化したいHMIのプロフェッショナルにとって最適な機能です。
図1: 「CGI Studio 3.12」でハイパフォーマンスなHMI開発を実現
■強化した「Smart Importer」: Figma クラウドインポートと改善されたAI
「Smart Importer」は、ユーザーがグラフィックファイルを直接CGI Studioにインポートすることができるカンデラの開発技術です。その革新的なAIにより、ゲージ、スライダー、ボタンなどの業界標準のアイテムを検出し、自動的に適切な機能を追加します。「Smart Importer」の大幅な改良により、この検出プロセスがより正確に、かつ使いやすくなったため、AIによる制御マッピングの精度が向上しました。
「Smart Importer」は、従来 Photoshop(R)、Sketch、Axure RP、Adobe(R) XDなどからのグラフィックファイルのインポートをサポートしてきましたが、「CGI Studio 3.12」に追加されたクラウド・インターフェースの最新サポートにより、ユーザーは直接Figmaファイルをインポートすることもできるようになりました。また、「CGI Studio 3.12」はクラウド・インターフェースにも対応しています。
図2: Figmaファイルをクラウドから直接「CGI Studio 3.12」にインポート
カンデラの「Smart Importer」は、ダイレクトプレビューが可能なため、デザインの繰り返しを迅速にインポートするための完全な再インポート、画像の結合によるメモリ使用量の削減などを通じて、HMI開発全体のプロセスを加速させます。
■Fusion Editor: ロジックの視覚的な合成
カンデラは今回のリリースで、「CGI Studio」で初めて直感的なロジックと動作の視覚的な合成を実現する「Fusion Editor」を導入します。「Fusion Editor」は、ロジックと動作をグラフィカルに表示することで、プログラミングのスキルを持たないユーザーにもHMI開発の可能性を広げ、HMI開発をより身近なものにすることを目的としています。
ユーザーは簡単にユーザーインターフェースとロジックを組み合わせることができます。
図3: Fusion Editorのプレビュー
■ベクターグラフィックスのサポート
「CGI Studio 3.12」では、ベクターグラフィックスが使用できるようになりました。このベクターグラフィックスには多くの利点があります。たとえばスケーラビリティにおいては、大きく拡大してもファイルサイズが小さく、編集、読み込み、部分的な変更や複製が容易であることなどが挙げられます。さらに、SVGファイルを「CGI Studio 3.12」のScene Composerにインポートし、他のグラフィックファイルと同様に使用することもできます。
■デザイン可能なステートマシン・エディター
「CGI Studio 3.12」のステートマシンの改善により、ユーザーは画面遷移の仕様を柔軟にデザインできるようになりました。ユーザーは自分のニーズに合わせてそれらを自由にデザインすることができます。
図4: より良い外観のためにステートマシン・エディターを個別にデザインし、ノートを追加
■疑似状態のステートマシン
「CGI Studio 3.12」の改善したステートマシンでは、ユーザーは疑似状態を使用することもできるようになりました。疑似状態は、複数の直接的な遷移を簡素化するために使用されます。
図5: A) 2つの遷移を持つステートマシン vs B) 疑似状態を含む2つの遷移を持つステートマシン
■回転とズーム機能のあるCGI Studio Player
「CGI Studio」のプレーヤーを使えば、ユーザーは自分の作成したHMIをすぐに表示することができます。最新のアップグレードにより、HMIシミュレーションを画面にフィットさせながら、必要に応じて自由に回転させて、任意のサイズにスケーリングすることができます。これにより、HMI開発はこれまで以上に快適になりました。
図6:回転とズームが簡単にできるCGI Studio Player
■アップグレードしたヘルプシステム
明確に構造化した広範なヘルプシステムは、あらゆる設計ツールの迅速な導入と効果的な使用をサポートします。「CGI Studio 3.12」では、検索と履歴を含む新しいダイナミックなドキュメンテーションを提供し、ユーザーはより迅速に答えにたどり着けるようになりました。また、イメージやマルチメディアコンテンツを含む新しい表示や操作感も導入し、答えを探す作業がより効果的で快適になりました。さらに、多言語によるサポートも充実しています。
図7: ヘルプ&ドキュメンテーション: 豊富なQAを掲載
■その他の改良点
多数の3Dプリミティブが含まれており、ユーザーは複数の3Dプリミティブを使用して迅速に3Dシーンを作成することができます。また、ランタイムリソースオーバーレイ(RRO)、バーチャルディスプレイのサポート、タッチ&キーボード入力を含むAndroidの拡張機能も提供します。
図8: 「CGI Studio 3.12」で多数の3Dプリミティブを提供
詳細は、「CGI Studio 3.12」のハイライトビデオ(https://youtu.be/xjbZOLAm9QQ)をご覧ください。
「CGI Studio」の無料体験版(https://cgistudio.at/ja/hmi-design/)はこちらからご利用いただけます。
カンデラは組み込みソフトウェア開発における20年以上の実績と、幅広い顧客ベースのもとに、カスタマイズ可能な製品を提供しています。今後もHMIのニーズに沿ったソリューションを提供するために、ユーザーおよび業界パートナーと緊密に協力していきます。
5,000 万台にも及ぶ搭載実績を持つHMI ソリューション:https://www.canderajp.co.jp/candera_jisedai/
カンデラの製品・サービス・カタログ:https://premium.ipros.jp/candera/
「CGI Studio」無償体験版のダウンロード:https://cgistudio.at/ja/hmi-design/
カンデラのニュースレター登録:https://www.canderajp.co.jp/candera_entry/
カンデラについて
カンデラは、自動車およびさまざまな産業における、世界の顧客向けのHMIツールプロバイダーであり、開発パートナーです。組み込みHMI設計ツール「Candera Studio」「CGI Studio」やHMIオーサリングツール「UI Conductor」などを提供し、HMI開発、および組み込みソフトウェアの分野におけるサービスの提供を行っています。
Candera GmbH:https://cgistudio.at/ja/
カンデラ ジャパン:https://www.canderajp.co.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/canderacgistudio/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCZyzdK8yFY52Ot-SvaGkM_A
Twitter:https://twitter.com/CanderaGmbh
Instagram:https://www.instagram.com/candera.gmbh/
LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/candera-cgistudio/
お問い合わせ先
株式会社カンデラ ジャパン 広報担当
〒160-0023 東京都新宿区西新宿 4-15-7 パシフィックマークス新宿パークサイド 2F
e-mail:press@canderajp.co.jp
カンデラは、HMI開発ツール「CGI Studio」の最新バージョン3.12をリリースしました。「CGI Studio 3.12」では、HMI開発における日常的な課題に対するいくつかのインテリジェント・ソリューションを提供します。インテリジェント・ソリューションは、特にHMI開発などの複雑なプロジェクトにおいて、時間とコスト、そして専門家の貴重な人件費を削減します。たとえば、「Fusion Editor」、Figmaのインポートに対応し強化された「Smart Importer」、アップグレードされたヘルプシステム、多数の3Dプリミティブ、そしてベクターグラフィックスのサポートなどを含んでいます。
強化した「Smart Importer」は、Figmaファイルのインポートをサポートし、コントロールをより正確に認識できるようになりました。さらに、新しい「Fusion Editor」では、ユーザーがアプリケーション・ロジックを視覚的に組み合わせることができます。ベクターグラフィックスのサポートにより、より鮮やかなHMIグラフィックスを、より少ないメモリ使用量で実現します。改良したステートマシン・エディターには、仕様を視覚的に豊かにする豊富なオプションが用意されているため、プレーヤーは作成中のGUIの回転やシームレスなスケーリングが可能になります。アップグレードしたヘルプシステムでは、検索や履歴といったダイナミックなドキュメンテーションを提供し、複数言語によるサポート対応も行います。これは国際的なチームや初心者、そしてHMI開発をさらに迅速化したいHMIのプロフェッショナルにとって最適な機能です。
図1: 「CGI Studio 3.12」でハイパフォーマンスなHMI開発を実現
■強化した「Smart Importer」: Figma クラウドインポートと改善されたAI
「Smart Importer」は、ユーザーがグラフィックファイルを直接CGI Studioにインポートすることができるカンデラの開発技術です。その革新的なAIにより、ゲージ、スライダー、ボタンなどの業界標準のアイテムを検出し、自動的に適切な機能を追加します。「Smart Importer」の大幅な改良により、この検出プロセスがより正確に、かつ使いやすくなったため、AIによる制御マッピングの精度が向上しました。
「Smart Importer」は、従来 Photoshop(R)、Sketch、Axure RP、Adobe(R) XDなどからのグラフィックファイルのインポートをサポートしてきましたが、「CGI Studio 3.12」に追加されたクラウド・インターフェースの最新サポートにより、ユーザーは直接Figmaファイルをインポートすることもできるようになりました。また、「CGI Studio 3.12」はクラウド・インターフェースにも対応しています。
図2: Figmaファイルをクラウドから直接「CGI Studio 3.12」にインポート
カンデラの「Smart Importer」は、ダイレクトプレビューが可能なため、デザインの繰り返しを迅速にインポートするための完全な再インポート、画像の結合によるメモリ使用量の削減などを通じて、HMI開発全体のプロセスを加速させます。
■Fusion Editor: ロジックの視覚的な合成
カンデラは今回のリリースで、「CGI Studio」で初めて直感的なロジックと動作の視覚的な合成を実現する「Fusion Editor」を導入します。「Fusion Editor」は、ロジックと動作をグラフィカルに表示することで、プログラミングのスキルを持たないユーザーにもHMI開発の可能性を広げ、HMI開発をより身近なものにすることを目的としています。
ユーザーは簡単にユーザーインターフェースとロジックを組み合わせることができます。
図3: Fusion Editorのプレビュー
■ベクターグラフィックスのサポート
「CGI Studio 3.12」では、ベクターグラフィックスが使用できるようになりました。このベクターグラフィックスには多くの利点があります。たとえばスケーラビリティにおいては、大きく拡大してもファイルサイズが小さく、編集、読み込み、部分的な変更や複製が容易であることなどが挙げられます。さらに、SVGファイルを「CGI Studio 3.12」のScene Composerにインポートし、他のグラフィックファイルと同様に使用することもできます。
■デザイン可能なステートマシン・エディター
「CGI Studio 3.12」のステートマシンの改善により、ユーザーは画面遷移の仕様を柔軟にデザインできるようになりました。ユーザーは自分のニーズに合わせてそれらを自由にデザインすることができます。
図4: より良い外観のためにステートマシン・エディターを個別にデザインし、ノートを追加
■疑似状態のステートマシン
「CGI Studio 3.12」の改善したステートマシンでは、ユーザーは疑似状態を使用することもできるようになりました。疑似状態は、複数の直接的な遷移を簡素化するために使用されます。
図5: A) 2つの遷移を持つステートマシン vs B) 疑似状態を含む2つの遷移を持つステートマシン
■回転とズーム機能のあるCGI Studio Player
「CGI Studio」のプレーヤーを使えば、ユーザーは自分の作成したHMIをすぐに表示することができます。最新のアップグレードにより、HMIシミュレーションを画面にフィットさせながら、必要に応じて自由に回転させて、任意のサイズにスケーリングすることができます。これにより、HMI開発はこれまで以上に快適になりました。
図6:回転とズームが簡単にできるCGI Studio Player
■アップグレードしたヘルプシステム
明確に構造化した広範なヘルプシステムは、あらゆる設計ツールの迅速な導入と効果的な使用をサポートします。「CGI Studio 3.12」では、検索と履歴を含む新しいダイナミックなドキュメンテーションを提供し、ユーザーはより迅速に答えにたどり着けるようになりました。また、イメージやマルチメディアコンテンツを含む新しい表示や操作感も導入し、答えを探す作業がより効果的で快適になりました。さらに、多言語によるサポートも充実しています。
図7: ヘルプ&ドキュメンテーション: 豊富なQAを掲載
■その他の改良点
多数の3Dプリミティブが含まれており、ユーザーは複数の3Dプリミティブを使用して迅速に3Dシーンを作成することができます。また、ランタイムリソースオーバーレイ(RRO)、バーチャルディスプレイのサポート、タッチ&キーボード入力を含むAndroidの拡張機能も提供します。
図8: 「CGI Studio 3.12」で多数の3Dプリミティブを提供
詳細は、「CGI Studio 3.12」のハイライトビデオ(https://youtu.be/xjbZOLAm9QQ)をご覧ください。
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5,000 万台にも及ぶ搭載実績を持つHMI ソリューション:https://www.canderajp.co.jp/candera_jisedai/
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