大倉工、上期経常を一転6%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2023/07/24 15:00
 大倉工業 <4221> [東証P] が7月24日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の23.5億円→27億円(前年同期は25.4億円)に14.9%上方修正し、一転して6.3%増益見通しとなった。
 なお、通期の経常利益は従来予想の48億円(前期は42.7億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2023 年12 月期第2四半期累計期間の連結業績予想につきましては、合成樹脂事業において、原料価格の上昇分について製品価格への転嫁が進んだものの、販売数量が減少したことなどから、売上高は前回発表予想を若干下回る見込みです。一方、利益面では新規材料事業において大型液晶パネル向け光学フィルムの在庫調整が一段落し、受注が回復してきたことなどにより営業利益、経常利益は前回発表予想を上回る見込みです。親会社株主に帰属する四半期純利益は投資有価証券売却益4億2千8百万円を特別利益に計上したことにより、前回発表予想を大きく上回る見込みです。 2023 年12 月期通期の連結業績予想につきましては、国内における物価上昇やウクライナ情勢など地政学的リスクが国内経済に与える影響など不確定要素が多く、現時点での予想数値の修正が困難であるため2023 年2月10 日に公表した数値を据え置いております。なお、7月3日に従業員持株会を通じた株式付与として特別奨励金2億9千3百万円を第3四半期会計期間の費用として計上しております。業績動向等を精査し、今後、修正が必要となった場合は、速やかに開示いたします。
配信元: 株探

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