【注目】安値圏の押し目監視銘柄など-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

EduLab（4427）、GameWith（6552）、ロブテックス（5969）

◆EduLab
eラーニングや英検テストセンター事業などを手掛けている。
先日は、米OpenAI社の「GPT-3.5」を活用したAI自動採点エンジンの開発に成功し、教育業界向けに提供を開始。今後は日本語の論述形式の解答にも対応を進めていくとのこと。また、不適切な会計処理に関する内部管理体制が改善されたため、東証の特設注意市場銘柄の指定解除が発表されたことも好感材料となっている。チャートは安値圏離脱の兆候が見られる。

◆GameWith
ゲーム関連のメディア事業やeスポーツ事業を展開。
1月に韓国にeスポーツ選手のマネジメント業務等を行う子会社を設立し、グローバル市場を見据えた事業展開を加速している。世界のeスポーツ市場規模は中国、アメリカ、韓国の市場規模が大きく、今後は大きな成長余地があると見る。昨日は政府がeスポーツを五輪採用に向け検討しているとの報道あり。本日前場は200日線を突破し、昨年12月からの上昇トレンドに拍車がかかる形となっている。

◆ロブテックス
作業工具や工業用ファスナーの製造販売、ゴルフ練習場の運営など。
23年3月期の経常利益は前期比26.1％増の4.9億円で着地。24年3月期も前期比3.4％増の5.1億円に拡大し、4期連続増益となる見通し。年間配当も前期比5円増の35円に増配する計画。ファスナー関連では主要販売先である韓国向けが好調で、韓国関連としての側面もある。今年8月は会社創立100年（創業135年）ということで経営目標達成に向けた組織変更などのアクションも見られ、今期は注目しておきたい銘柄である。

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