大水が5年3カ月ぶり高値水準、中央卸売市場の取扱高増加し23年3月期業績は計画上振れ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/05/09 09:31
 大水<7538.T>が急反騰し一時、前日比77円(30.4%)高の330円に買われ、18年2月以来約5年3カ月ぶり高値を付けている。この日の寄り前、集計中の23年3月期連結業績について、売上高が従来予想の908億円から984億5800万円(前の期比10.9%増)へ、営業利益が2億1000万円から4億3200万円(前の期1億9000万円の赤字)へ、最終利益が2億5000万円から7億100万円(同1800万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。

 水産物の販売価格が全体的に高値傾向で推移し、販売拠点である中央卸売市場での取扱高が増加したことに加えて、海外販売が比較的順調に推移したことが要因。また、粗利率の改善や販管費の削減に取り組んだことなども寄与した。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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