ナンシン、前期最終を2.8倍上方修正

　ナンシン <7399> [東証Ｓ] が5月8日大引け後(18:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結最終利益を従来予想の2億円→5.5億円(前の期は1.7億円)に2.8倍上方修正し、増益率が12.4％増→3.1倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の2.8億円→6.3億円(前年同期は1億円)に2.2倍増額し、増益率が2.8倍→6.2倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年3月期通期連結業績の経常利益については、為替差益が予想以上に発生する見込みであることから、前回発表予想を上回る見通しとなりました。　また、親会社株主に帰属する当期純利益については、2023年4月12日付「（開示事項の経過）海外連結子会社の清算結了及び特別利益の発生に関するお知らせ」でお知らせしたとおり、特別利益の計上が見込まれることから、従来の予想値を見直しています。（注）　この資料に記載されている業績予想値につきましては、本資料の発表日現在で得られた入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいたものであり、実際の業績は様々な要因の変動により予想数値と異なる可能性があります。