新興市場銘柄ダイジェスト:GDHは大幅高、QDレーザが大幅に反落

配信元:フィスコ
投稿:2023/04/21 15:35
*15:35JST 新興市場銘柄ダイジェスト:GDHは大幅高、QDレーザが大幅に反落 <6597> HPCシステムズ 2160 +40
大幅に3日ぶり反発。CTO(受注仕様生産)事業の製品を生産する自社工場(千葉県匝瑳市)で、中国強制製品認証制度(CCC)認証を取得したと発表している。同認証を取得していない海外製品は輸入通関や中国での販売ができない。今回の取得を受け、現在は顧客の国内向け製品にのみ搭載されているカスタマイズ産業用コンピューターが、様々な産業分野の顧客の輸出用製品に搭載される可能性が高まるとしている。

<6613> QDレーザ 730 -144
大幅に反落。22年12月30日に発行した新株予約権の権利行使が完了したと発表している。20日に7000個(発行総数の13.63%)が権利行使され、70万株が交付された。ただ、QDレーザは17日から連日で新株予約権の大量行使を発表。株式価値の希薄化懸念が後退するとの見方を背景に20日に年初来高値を更新するなど買われていただけに、行使完了を受けて材料出尽くし感が広がっているようだ。

<9227> マイクロ波化学 1919 +71
大幅に続伸。複数のメディアで「環境省が21年度の温暖化ガス排出量が20年度比2%増の11億7000万トンだったと発表した」と報じられ、買い手掛かりとなっている。「新型コロナウイルス禍で停滞していた経済活動の回復などでエネルギー消費量が増えた」という。カーボンニュートラル関連銘柄の一角として選好されているほか、3日に直近高値(2189円)を付けてから株価が値下がりしていたことも値頃感につながっているようだ。

<3646> 駅探 433 +7
大幅に続伸。システム受託開発会社などを統轄するアイティエルホールディングス(東京都中央区)と合弁会社「駅探I&I」(東京都千代田区)を設立すると発表している。グループのM&A・アライアンス戦略の加速化などが目的。出資比率は駅探が90.0%、アイティエルホールディングスが10.0%。合弁会社はアイティエルホールディングスの子会社でエンジニア人材派遣などの実績を持つ3社の株式を取得し、子会社化する。

<4437> GDH 1278 +105
大幅高。23年3月期の期末配当予想を従来の無配から5.00円(前期末実績は無配)に増額修正している。初配となる。23年3月期の状況を踏まえ、今後も内部留保の充実を図り事業拡大のための投資を優先しつつ、株主への利益還元が可能との判断に至ったという。同期の純利益予想は前期比5.6%増の3.08億円。第3四半期累計(22年4月-12月)の実績は前年同期比65.0%増の2.79億円だった。

<7373> アイドマHD 3095 +65
大幅に7日ぶり反発。大株主の三浦陽平氏がアイドマ・ホールディングス株60万株を処分したことが変更報告書で明らかになっている。三浦氏は処分理由について、流通株式比率の向上と株主の多様化が目的と同社へのレターで説明。その上で「今後も安定株主として長期保有していく方針に変わりはない」とした。アイドマ・ホールディングスは、東証プライム市場の上場基準である流通株式比率35%以上を目指している。 <ST>
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