東京株式(大引け)=258円高と反発、買い膨らみ2万8000円回復

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/03/31 15:48
東京株式(大引け)=258円高と反発、買い膨らみ2万8000円回復	 31日の東京株式市場で日経平均株価は反発。米国市場の上昇に円安も追い風となり、今月10日以来となる2万8000円台を回復した。

 大引けの日経平均株価は前日比258円55銭高の2万8041円48銭。プライム市場の売買高概算は14億2527万株。売買代金概算は3兆7422億円となった。値上がり銘柄数は1279と全体の約70%、値下がり銘柄数は477、変わらずは78銘柄だった。

 前日の米株式市場では、NYダウが141ドル高と続伸。金融システム不安が後退するなか、ハイテク株を買う動きが続いた。米株高の流れを引き継ぎ、東京市場も日経平均株価は2万8000円を回復してスタート。上昇幅は一時340円を超える場面があった。東証がPBR1倍割れ企業に対して、株価引き上げのための具体策の開示を求める、と報道されたことも好感された。ただ、上値では利益確定売りも出やすく、後場にかけてはやや上昇幅が縮小した。

 個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>東京エレクトロン<8035.T>アドバンテスト<6857.T>といった半導体関連株が高く、ソニーグループ<6758.T>村田製作所<6981.T>、日本電産<6594.T>などハイテク株が堅調。ソフトバンクグループ<9984.T>トヨタ自動車<7203.T>もしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>日本製鉄<5401.T>三菱商事<8058.T>といったバリュー株も値を上げた。セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>東芝<6502.T>もしっかり。

 半面、日本郵船<9101.T>商船三井<9104.T>川崎汽船<9107.T>といった海運株は、前日の配当権利落ちの影響で安く、JT<2914.T>日本電信電話<9432.T>ブリヂストン<5108.T>が軟調。メルカリ<4385.T>ニトリホールディングス<9843.T>東京電力ホールディングス<9501.T>が値を下げた。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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