２９日の米株式市場の概況、半導体株など買われＮＹダウは３２３ドル高

　２９日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比３２３．３５ドル高の３万２７１７．６０ドルと反発した。
　
　ハイテク株を中心に買いが流入し、ＮＹダウとナスダック指数は上昇した。前日夕に決算を発表したマイクロン・テクノロジー＜MU＞が先行きに対して明るい見通しを示し株価が急伸したことを受け、半導体関連株が軒並み高となった。アップル＜AAPL＞やマイクロソフト＜MSFT＞が高く、エヌビディア＜NVDA＞やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞、アプライド・マテリアルズ＜AMAT＞が上昇。インテル＜INTC＞やラムリサーチ＜LRCX＞、オン・セミコンダクター＜ON＞などが値を飛ばした。ＪＰモルガン＜JPM＞やバンカメ＜BAC＞が堅調で地銀のファースト・リパブリック・バンク＜FRC＞も値を上げた。半面、ユナイテッドヘルス・グループ＜UNH＞やイーライ・リリー＜LLY＞、メルク＜MRK＞といったヘルスケア関連株が軟調だった。

　ナスダック総合株価指数は、２１０．１５５ポイント高の１万１９２６．２３６と３日ぶりに反発した。

出所：MINKABU PRESS