電気興が続落、23年3月営業損益を赤字幅拡大へ下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/03/27 10:29
 電気興業<6706.T>が続落している。前週末24日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、営業損益を14億円の赤字から18億円の赤字(前期5300万円の黒字)へ、最終損益を8億5000万円の赤字から17億円の赤字(同7億500万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。

 移動通信関連分野で第4四半期に見込んでいた売上高が、顧客の設備投資計画の見直しによる需要の停滞や先送りが継続することで減収となる見通しであることを受けて、棚卸資産の評価について見直しを行ったことが要因。また、海外グループ会社の組織再編を踏まえて在庫の評価について見直しを行った結果、棚卸資産の評価減を見込むことも響く。なお、売上高は320億円(前期比5.8%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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