【売り】カルナバイオサイエンス(4572)引き続き需給悪を嫌気か【アナリスト藤井勝行】

投稿:2023/03/08 12:41

引き続き需給悪を嫌気か

【企業紹介】
創薬事業(キナーゼ阻害薬等の研究開発)、創薬支援事業(キナーゼ阻害薬の創薬研究に関する製品・受託サービスの提供)。キナーゼタンパク質の製販や解析受託などの創薬支援事業が主力。

【注目ニュース】
・2月10日に決算を発表。22年12月期の連結最終損益は13.4億円の赤字(前々期は5.3億円の赤字)に赤字幅が拡大し、23年12月期も19.3億円の赤字に赤字幅が拡大する見通し。4期連続赤字になる。
・11/22に第20回新株予約権3万3865個を発行し潜在株式数は338万6500株となることを発表した。発行価格は1個につき331円で、割当先はCantor Fitzgerald &Co.で当初行使価格=1株につき822円となる。昨年12/28以降はCANTOR FITZGERALD & CO.の保有割合が継続的に減少してきており、今後も同社の売却による需給悪化から株価は軟調に推移すると思われる。

【チャート分析】
昨年5月以降の日足チャートは800円~950円のレンジ相場で推移していたが、上記材料で昨年11/24に急落し、本年2/13には昨年来安値を更新した。今後は上場来安値410円が視野に入ってくるだろう。

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まんもす藤井。
あすなろ投資顧問シニアマーケットアナリスト
配信元: 達人の予想
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