東洋糖、今期最終を24％上方修正

　東洋精糖 <2107> [東証Ｓ] が2月9日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比20.2％減の3億5200万円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の2億5000万円→3億1000万円(前期は5億1400万円)に24.0％上方修正し、減益率が51.4％減→39.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の8100万円→1億4100万円(前年同期は2億5000万円)に74.1％増額し、減益率が67.6％減→43.6％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比3.4％増の1億8300万円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の6.7％→5.0％に悪化した。

株探ニュース