野村総研、10-12月期(3Q)最終は8％増益、今期配当を1円増額修正

　野村総合研究所 <4307> [東証Ｐ] が1月30日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比1.3％増の550億円となったが、通期計画の770億円に対する進捗率は71.5％にとどまり、前年同期の76.0％も下回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比28.2％増の219億円に伸びる計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の44円→45円(前期は40円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比7.7％増の191億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の17.6％→16.2％に低下した。

株探ニュース