【注目】あのファンドが大量買いする銘柄など-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

大成建設（1801）、ウォンテッドリー（3991）、メドレックス（4586）

◆大成建設
市街地再開発に強みのある大手ゼネコン。
先日はアクティビストファンドとして名を馳せる英国の資産運用会社シルチェスターが同社株を買い増し。過去の例ではシルチェスターは地銀再編による株価上昇を期待し地銀株を買い漁り利益を得たと思われる。同銘柄の変更報告書の報告義務発生日は1/11のため時価はシルチェスターと同価格帯で仕込む事が可能と見る。

◆ウォンテッドリー
ビジネスSNS「Wantedly」を運営。
Z世代やミレニアル世代に支持されるSNSが主力事業ということで足元の業績は堅調。大株主にはサイバーエージェント（4751）や大物投資家のG氏が名を連ねており背景が強い。また、今年注目の女性が代表取締役として活躍する企業である。政府は「異次元の少子化対策」を掲げているが、女性の社会進出が進んでいる国ほど出生率は高い傾向にあり、日本はまだ道半ばだが、じきに後追いすると見る。女性活躍関連としても注目。現状のチャートは200日線下に潜っており押し目買いスタンスで注目。

◆メドレックス
経皮吸収型製剤やマイクロニードルアレイ技術に特化した創薬ベンチャー。
デ・ウエスタン・セラピテクス研究所（4576）と共同開発中の帯状疱疹後の神経疼痛治療薬が追加試験で良好な結果を得たとのことで本日前場はストップ高買い気配。この他にも同社が手掛けるマイクロニードルは、実質「針なし注射器」で、ワクチン接種などで高い免疫効果が期待される有望なデバイスとして注目されている。材料性の高い小型株として注目。

（その他の注目銘柄をサイトで【無料公開中】！下記の著者のおすすめ記事よりご覧ください。）