決算プラス・インパクト銘柄 … ツルハＨＤ、西松屋チェ、日本オラクル (12月16日～22日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から23日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　コーセル <6905>
　23年5月期の連結経常利益を従来予想の33億円→43.4億円(前期は29.8億円)に31.5％上方修正し、増益率が10.7％増→45.5％増に拡大する見通しとなった。

★No.3　ツルハＨＤ <3391>
　23年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比9.7％増の248億円に伸び、従来の3.0％減益予想から一転して増益で着地。

★No.4　サツドラＨＤ <3544>
　23年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結経常利益は前年同期比17.8％増の3.5億円に伸びたが、通期計画の12億円に対する進捗率は29.8％にとどまり、5年平均の38.6％も下回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6905> コーセル 　　　東Ｐ 　 +12.79 　 12/19　　上期　　　 50.65
<7545> 西松屋チェ 　　東Ｐ　　 +9.96 　 12/16　　　3Q　　　 -2.97
<3391> ツルハＨＤ 　　東Ｐ　　 +5.94 　 12/20　　上期　　　　9.72
<3544> サツドラＨＤ 　東Ｐ　　 +3.84 　 12/16　　上期　　　 17.82
<3160> 大光 　　　　　東Ｓ　　 +0.90 　 12/22　　上期　　　　黒転

<4716> 日本オラクル 　東Ｓ　　 +0.86 　 12/20　　上期　　　　1.92

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした23日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース