【注目3選】底値圏銘柄が遂に動き出しか-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

投稿:2022/11/21 12:00

KIYOラーニング(7353)、AI inside(4488)グローム・ホールディングス(8938)

◆KIYOラーニング
資格試験を効率的に合格するためのオンライン資格対策講座を展開。
利益面では広告宣伝費や人材確保の先行投資が響き、8月に業績の下方修正をしているが、知名度向上には成功している様子。今後は広告費削減に動けば黒字化も視野に入ると思われる。現に法人向け教育事業が好調で、契約企業数は前期末比+168社増となっている。大企業の受注が増加しているため、今後はその成功事例による販促効果も期待できよう。チャートは底値圏を彷徨い中だが、下方修正を織り込むような動きも見受けられる。

◆AI inside
AI活用で文字をデジタル化するサービスを展開。
先週はTIS(3626)が提供する経費精算クラウドサービスのAI-OCRエンジンとして、同社の文字認識APIが採用されたことが明らかに。高精度となった読み取り技術は今後も注目されるだろう。週足チャートは移動平均線の束を上抜け。緩やかに底値圏の離脱が進む可能性があり注目。

◆グローム・ホールディングス
医療機関や福祉施設、薬局などの支援事業を展開。
業務委託契約の解約見込みを加味し、10月に23年3月期の業績予想を下方修正しているが、株価の下押しは限定的であった。11/10に発表の2Q決算では経常利益は前年同期比65.3%増の2億3800万円に拡大し、通期計画に対する進捗率は93.7%。チャートは中期線がゴールデンクロスを示現し中期的な上向きトレンドが期待される。

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大石やすし
人とAIの二刀流ーあすなろ投資顧問 CEO
配信元: 達人の予想