【注目】次に狙うべきテーマ株など-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

投稿:2022/10/29 09:00

イーソル(4420)

自動車や通信機器向けの組込みソフトを受託開発する企業。
10/27は警察庁が自動運転「レベル4」の運行許可制度を盛り込んだ改正道路交通法の施行について、2023年4月1日を予定していると明らかにした。施行されれば、レベル4の公道走行が解禁されることになり、車載ソフトを手掛ける同社は恩恵を受けることになろう。目先は自動運転関連のテーマ物色が活発化すると見て注目。10/28の株価は微調整にとどまっている。

フタバ産業(7241)

トヨタ向けに強い自動車部品事業や農業用の燃焼式暖房機などを手掛けている。
10/27は2Q決算を発表。原料コストや燃料価格高騰の影響で事前期待は薄かったが、上期の最終損益は11億円の赤字(前年同期は13.5億円の赤字)に赤字幅が縮小して着地した。株式譲渡益の計上が要因だが、今後は相場好転の起爆剤になると見る。PER倍5台、PBR0.3倍台の割安感も買い意欲を刺激する水準と言える。

スマレジ(4431)

小売店クラウド型POSレジシステム「スマレジ」を開発。
9/12に発表の1Q決算は、営業減益だったものの、純利益は前年同期比142.5%増の3億6200万円と大幅増で着地。マーケティングと採用活動のための費用が嵩み減益となったようだが、子会社合併の影響で特別利益を計上している。9月のスマレジ登録店舗数は前月比1271店増と拡大しており着実に積み上げ中。なべ底チャート形成でいよいよ上値追いの展開が期待される。

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大石やすし
人とAIの二刀流ーあすなろ投資顧問 CEO
配信元: 達人の予想