【注目】地合い悪化でも強い銘柄-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

アクセル（6730）、リビン・テクノロジーズ（4445）、マイクロ波化学（9227）

◆アクセル
アミューズメント業界向け半導体ビジネスを展開。
先週は今3月期通期の業績予想を上方修正。売上高は従来予想を21億円上回る134億円（前期比25.6％増）、営業利益は7億6000万円上回る12億2000万円（前期比45.1％増）を見込む。これに伴い配当予想も見直し、期末一括配当を24円から47円へと増額修正した。これに上場20周年記念配16円が加わり、合計63円（前期は40円）となる。前場続伸で1200円ブレイクから年初来高値更新に期待。

◆リビン・テクノロジーズ
不動産サービスのポータルサイト「リビンマッチ」を運営。
8月に表明した新事業「メタ住宅展示場」は、Web上の仮想空間に全国の住宅会社のVRモデルハウスを一堂に集めたバーチャル住宅展示場を開設し、ネットから気軽にVR内覧できるもの。住宅展示場来場者は年間80万組、注文住宅の市場規模は6.6兆円に上り、これらがターゲットになるということで今後の活躍が期待される。チャート的には日足200日線を突破してくればさらに資金を呼び込むと見る。不動産メタバース関連の材料株として注目。

◆マイクロ波化学
6/24に新規上場。マイクロ波を活用した独自のテクノロジー開発を行う。
マイクロ波とは電磁波の一種で、省力化やCO2削減に貢献する高い技術は時流にマッチしたテーマで注目度が高い。世界的な脱炭素化ニーズを背景に、この数年は新規案件が急増している模様。ライバル企業の少ない稀有な事業内容であり、その革新的な省エネ技術で他社との共同開発なども活発だ。チャートは800～900円処のレンジ相場が続いており、再び900円へのトライから高値ブレイクに期待がかかる。

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