【ピックアップ】底打ち期待で注目する銘柄など-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

AB&Company（9251）、神栄（3004）、ジー・スリーホールディングス（3647）

◆AB&Company
美容室の運営やインテリアデザイン事業を展開。
9/14に発表の22年10月期第3四半期累計（21年11月～22年7月）の営業利益は前年同期比16.2％減の9億5800万円となったが、5～7月期に限れば前年同期比10％増の4億5300万円という結果。また、国内既存店売上高は8月まで6ヶ月連続で前年を上回っている。優待と配当が共にもらえる銘柄で10月末の権利確定日に向けて人気化する可能性あり。

◆神栄
繊維老舗で、衣料や食品輸入が主力事業。
先日は「米モデルナ社が新型コロナウイルスなどのワクチン製造拠点を日本に整備する方向で検討している」との報道あり。コロナワクチンの保管・輸送に用いられるフリーザーに搭載される温度ロガーは同社子会社の製品が採用されていたことから、モデルナ関連として注目。チャートは先週の急騰商状から調整モードだが、下値が堅い様相につき押し目を監視。

◆ジー・スリーホールディングス
太陽光発電所の建設、運転や売電などの再生可能エネルギー事業を展開。
昨年10月に新規事業として廃基板から希少金属資源を回収する「都市鉱山事業」を開始すると発表しているが、そろそろ事業に関する進捗が出てもおかしくはない。チャートは9/5に出来高を伴った大き目の陽線をマークし、その後は反発基調。底打ち感が感じられる動きで注目。

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