決算マイナス・インパクト銘柄 … タカショー、北川精機、フレアス (8月19日～25日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から26日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　北川精機 <6327>
　22年6月期の連結経常利益は前の期比23.4％増の6.7億円に伸びたが、23年6月期は前期比18.4％減の5.5億円に減る見通しとなった。

▲No.2　フレアス <7062>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は200万円の赤字(前年同期は5100万円の黒字)に転落した。

▲No.3　タカショー <7590>
　23年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比10.5％減の10.9億円に減り、通期計画の16.3億円に対する進捗率は5年平均の78.2％を下回る67.0％にとどまった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6327> 北川精機 　　　東Ｓ 　 -11.11 　　8/19　本決算　　　-18.40
<7062> フレアス 　　　東Ｇ　　 -8.52 　　8/22　　　1Q　　　-94.03
<7590> タカショー 　　東Ｐ　　 -7.32 　　8/25　　上期　　　-10.51

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース