アジア株 香港株は急反発、不動産株が大幅高に 香港当局が中国の購入者に対し二重印紙税の免除を検討

著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/08/09 14:15
アジア株 香港株は急反発、不動産株が大幅高に 香港当局が中国の購入者に対し二重印紙税の免除を検討

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数   20194.88(+149.11 +0.74%)
中国上海総合指数  3246.95(+10.01 +0.31%)
台湾加権指数     15043.08(+22.67 +0.15%)
韓国総合株価指数  2502.38(+9.28 +0.37%)
豪ASX200指数    7018.80(-1.82 -0.03%)

アジア株はまちまち。

香港株は急反発。序盤は米大幅利上げへの警戒から下落していたが、香港政府が経済下支えのため中国本土の購入者に対し、住宅の二重の印紙税の免除を検討しているとの報道が伝わり、不動産株が大幅高となっている。不動産開発会社のCG SERVICESは6.9%高、恒基兆業地産は5.0%高、新世界発展は4.9%高、新鴻基地産発展は3.6%高、長江実業集団は2.9%高、恒隆地産は2.0%高。

米大幅利上げへの警戒感からハイテク関連は軒並み下落している。香港は米ドルに連動するペッグ制を採用していることから金融政策を米国に連動させている。そのため、米国が大幅利上げを実施した場合は、香港金融管理局も米国に追随し大幅に金利を引き上げる。

中国政府は、西側諸国への依存を断ち切ることができるように、国内の半導体部門を構築するため1000億ドル以上も注ぎ込んだにもかかわらず、進展しなかったことに不満を募らせているもようで、中国政府は半導体産業の幹部らを対象とした調査を開始すると関係者の話としてブルームバーグが報じている。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)